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所長のつぶやき

  • 執筆者の写真: はとがや助産所
    はとがや助産所
  • 2023年4月12日
  • 読了時間: 2分

双胎で出産された方が、病院から退院後に直接産後入院されました。 ママは母乳で頑張りたい。 でも病院では、1人分だけしか母乳は出ないと言われたと。 来所時、母乳分泌は良好でしたが、子どもたちの体重は2500g、2600gなので上手に乳首に吸い付く事ができず、哺乳ビンでの授乳でした。 助産所でも舌が短く、舌を巻く事ができず難しかった。哺乳ビンのキャップを使用して吸い付かせると30〜50mlぐらい飲むことができたので、搾母乳とキャップ授乳で行う事にしました。 ところが、3日後に実母さんが面会に来られ、「直接吸わせたら吸い付けました。私が泊まって介助したいので泊まらせてください」と言われました。 夜中0〜2時頃にかけて赤ちゃん2人共に大泣きし、なかなか吸ってくれません。搾母乳を20ml程レンゲで与えてから吸わせると吸い付く事ができました。5時には少し介助するだけで吸いつけ、その後はママひとりで吸わせる事ができるようになりました。 実母さんの言葉がすごかった。 「私は4人の子どもを育てました。授乳のプロです。娘は孫より大事です。だから母乳で育てさせてあげたいんです。」 今どき双胎を母乳で育てたいと言ってくるママは滅多にいません。子ども1人でも大変なので、母乳とミルクの混合にしますと言う方がほとんどです。 このお母さんの娘だから、母乳にしたいという強い気持ちがあったのだと納得しました。

すごく感激した体験でしたので、皆様にお伝えしました。




 
 
 

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